毎日更新ブログ1260日
「家族の終活」コンダクター
笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子(やまより)です
親のこれから、死後のこと
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なんだかチョット
気になるあなたのために
毎日ブログをかいてます
子どものいない
おばさんのお世話をしている
A子さんからのご相談
おばさんが
私に苦労がないように
「遺言書を作成したい」と
言ってくれるのですが
わざわざ遺言書までいるのでしょうか?
ステップ1
相続人をチェック
A子さんのおばさんの
相続人は?
総勢15名
ほとんど知らない人だらけ
中には認知症で施設に入っている人も!
これでは
遺産分けの話し合いができそうに
ありません
A子さんは
おばさんに遺言書を
書いてもらったほうがいいと言えます
それでも
司法書士に費用を払ってまで
遺言書が必要??
ステップ2
次に
おばさんの「財産」をチェックします
相続人のチェックでは
正式な遺言書が必要と思われますが
おばさんの財産面からはどうでしょう?
たとえば
おばさんの財産が
年金が入ってくる通帳だけ
100万円にもみたない場合
A子さんが
おばさんの通帳から
お金を引き出して
おばさんの葬儀費用に充てたとしても
トラブルにはならと思われます
わざわざ
司法書士に費用を払ってまで
遺言書を作成する必要は
なさそうです
自宅と
預貯金、株式などが
含まれます
5000万円を
15人で割ると・・・・・
333万円くらい
ただの割り算でも
割り切れないのに
遺産の中には
不動産や株式など売却しないと
分けられない資産が含まれている
これでは
15人で話し合いをして
分け方を決めるのはほぼ不可能と
いえるでしょう
すくなくとも誰か1人
5000万円分の資産を
きちんと分けるリーダーを
決めておく必要があります
遺言書で
遺言の内容を実行してくれる
「遺言執行者」を選任しておくと
誰のハンコももらわずに
遺産分けをすることができます
財産面からみても
正式な遺言書を残しておくべき
せっかく
おばさんが遺言書を作成してくれると
言ってくださっているのなら
いますぐ遺言書をつくってもらうべき
そうすることで
これから先も
A子さんは安心しておばさんの
お世話を続けることができるでしょう
相続人が多数くて
話し合いがまとまりそうにない
相続人の中に
認知症の人がいて
遺産分割ができそうにない
遺産の内容が複雑で
自分たちだけで分けられそうにない
おばさんの遺産総額が
適当におろして大丈夫と
言えるような少額ではない
そんな時には
司法書士に依頼して
正式な遺言書をつくること
覚えておいてくださいね
ではまた明日
どんな司法書士を
選んだらいいのか?は
また今度
まだデータがありません。
Profile
【安心な老後としあわせな相続を実現します】
はじめまして!「司法書士事務所 ともえみ」代表山口良里子(やまぐちよりこ)です。
「ともに笑顔に」を合言葉に、お客様とそのご家族、かかわるすべての方々がより安心で、より幸せに満ちた毎日を過ごせるよう最先端の法律の制度を駆使した「ともえみ流☆生前対策」をご提案、実行までをサポートします。
解決実績2800件
相続・遺言・家族信託・おひとりさま支援など、お客様お一人おひとりに寄り添い、20年先の未来を見据えた「実践的な解決」が得意です。
人生100年時代。
大切な誰かに頼るときも、頼られるときも、何があっても大丈夫。
いつも笑顔で「頼れるあんしん」をお届けします。