子どものいないおばさんが心配

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「家族の終活」コンダクター

 

笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子（やまより）です

 

親のこれから、死後のこと
自分のこれから、死後のこと

 

なんだかチョット
気になるあなたのために

毎日ブログをかいてます

最近

子どものいないおばさんが心配

というご相談が急増中

 

 

 

自分の親の面倒だけでも

たいへんなのに

 

 

 

おばさまの面倒まで

してくれるとは！？

 

 

 

なんと

やさしい若者が多いことか！

 

 

 

 

日本はまだまだ

捨てたもんではないな～

と思うやまよりです

 

 

 

はたして

わが愛する甥っ子たちは

ヨリコおばちゃんの面倒を

見てくれるのだろうか・・・・・

かまってくれてるだけでも

良しとしよう

 

 

 

そんな

子どものいないおばさんの
お世話をしているＡ子さんからの

ご質問

 

 

 

 

 

司法書士に頼むと

費用がかかると聞いているし

 

 

 

 

他の親戚は

 

と言っているそう

 

 

 

 

Ａ子さんも
別にお金が欲しくて
おばさんのお世話をしている
わけではないので

 

 

 

わざわざ

遺言まで書いてもらわなくても
いいのではと思ったり

 

 

 

果たして
司法書士に費用を払ってまで
正式な遺言書を作ってもらったほうが
いいのでしょうか？

 

 

 

ステップ１
まずは「相続人」を

チェックします

 

 

おばさんの兄弟は６人いて
そのうち４人が他界しており

 

 

他界した人の子どもが
１２人

 

 

なんと
相続人は「総勢１５名」

 

 

Ａ子さんは

１５名のうち
ほとんど誰も知りません

 

 

 

さらに

生きてるおばさんの兄弟は
すでに認知症だったりで
施設に入っているとのこと

 

 

 

 

遺言書がない場合、
相続人全員の同意が必要です。

 

 

１５人もの相続人がいる場合、
相続人全員に連絡をとり
分け方を決めていくのは
大変な労力がかかります

 

 

 

 

一人でも
反対したらそれでおしまい

 

 

 

「平等に分ける」

つもりだったとしても
１５名全員のハンコが集められるかは
わかりません

 

 

 

そして
すでに認知症で施設に入っている
相続人がいる場合、

 

 

 

その相続人に
「後見人」をつけてもらわねば
遺産分割協議ができません

 

 

 

「遺産分割協議」は
本人の意思で行わなければ
ならないから。

 

 

 

相続人ではない

ほかの親戚が

 

 

と言っていても

油断してはいけません

 

 

 

仮に

A子さんおばさんの通帳の

暗証番号を知っているなどして
お金が勝手におろせたとしても

 

 

後でそのことを知った

ほかの他の相続人から
Ａ子さんが訴えられるリスクが高まります

 

 

 

 

相続人の数が多い

 

 

 

相続人どおしが疎遠

 

 

 

相続人に認知症の人がいる

 

 

 

A子さんの場合には

きちんと司法書士に

介入してもらって

正式な遺言書を作って

おくのがよいでしょう

 

 

 

それでも

本当に司法書士に費用をかけてまで

遺言書がいるの？？

 

 

 

続きはまた明日