「家族信託」の「固定資産税納税通知」は誰に届く？

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笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの

山口良里子（やまより）です

 

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気になるあなたのために

 

毎日ブログを書いてます

令和６年度分の

固定資産税の納税通知書が

届いております

 

 

大阪市の場合はこんな封筒

 

 

 

固定資産税の納税通知書は

 

 

 

その年の
１月１日現在の
不動産の所有者あてに届きます

 

 

 

不動産の所有者がだれかは
「不動産の登記簿謄本」の
所有権者の欄を

確認すればわかります

 

 

 

では

 

 

 

家族信託をしたときは

 

 

 

委託者であるお父さん

受託者である子ども

 

 

 

どちらに

固定資産税の納税通知が

届くのか？？？

といいますと

 

 

 

 

家族信託をしたときの
不動産の登記簿謄本はこんな感じ

不動産の所有者である

お父さん名義の下に

 

 

 

お父さんから

その財産を託された
信託受託者である

子どもの名前が登記されます

 

 

 

そこで

結局

 

 

 

固定資産税の納税通知書は
お父さん？子ども？
どちらに届くのか？　といいますと

 

 

 

 

 

 

 

父と家族信託契約をしてからは

 

 

 

私のところにも

父の物件の納税通知書が
毎年届くようになりました

 

 

 

これが届いたら
父から信託されているお金を使って
父の代わりに納税をします

 

 

 

ワザワザ

納付に行くのが面倒な方や

 

 

 

信託されているお金が

固定資産税の支払いで

減ってしまうのが心配な方は

 

 

 

お父さん名義の口座から
口座振替の設定をしておけば

 

 

 

信託前と同じように

お父さんに支払ってもらう

ことができます

 

 

 

また

お父さんが元気で

自分で銀行へ行って支払いもできる

という場合は

 

 

お父さんに

納税通知書を渡して
払っておいてね～と頼む

ことも可能です

 

 

 

信託受託者の役目は
信託財産の管理運用ですが

 

 

 

実際に経費を負担するのは

委託者兼受益者であるお父さん

 

 

 

お金のやりくりを

どうするのかは

やりやすい方法を
自由に決めることができます

 

 

 

 

 

 

誰が
どのお金を使って

固定資産税を納付するのか？は

 

 

 

それぞれのご家族で

やりやすいように
工夫されてみてくださいね

 

 

 

ともえみで

家族信託していただいた方には

 

 

 

固定資産税の

納付の方法についても
ご相談にのりますので
ご安心を

 

 

 

チョットマニアックな

家族信託と固定資産税の

お話でした

 

 

 

ではまた明日