毎日更新ブログ885日
あんしん老後と
幸せ相続実現します
「家族の終活」コンダクター
笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子(やまより)です
親のこれから、死後のこと
自分のこれから、死後のこと
なんだかチョット
気になるあなたのために
毎日ブログを書いています
お父さんが他界され
遺産相続のご相談に
お越しいただいたお客様
どなたかが亡くなった時
亡くなった方の
財産を分けるには
相続人全員での話し合いが必要
ただし
遺言書があれば
遺言書が優先
父が15年前に
知り合いの弁護士さんに
作ってもらった
遺言書があるんです
今回は
お父様が弁護士さんに
頼んでつくってもらった
遺言書があるとのことで
相続人で全員での話し合い
「遺産分割協議」をすっ飛ばして
いきなり
遺言書でかかれたとおり
財産の名義変更を
することができる
弁護士さんに依頼して
公正証書で
しっかり作られた
遺言を持ってこられているので
形式面ではバッチリ
遺留分の侵害も
なさそうで
遺言書を
お預かりして
手続きを進めて
一見落着
やっぱり
遺言書があると
手続きがラクチン
と中身を確認してみると‥‥
なんと
遺言執行者が決まっていない!!!
遺言執行者とは、
その遺言の内容を
実現する担当の人のこと
遺言書があるだけでは
遺言書は実現されず
遺言書があって
執行者がいて
はじめて
遺言書の内容が
実現できるのです
遺言執行者を
誰にするのかは
遺言書作成の際に
遺言書で設定しておくのが
一般的なのですが
何故かこの遺言書には
執行者が書かれていない
15年前の
遺言書だからなのか?
その弁護士さんが
執行者を
やりたくなかったのか?
あえて
執行者を
決めておかなかったのか?
遺言書の作成に
慣れていない
弁護士さんだったのか?
なぜだか
理由はわかりませんが
ともかく
今回の遺言は
お父さんが
わざわざ
弁護士さんに頼んで
公正証書で
作成されていたもので
あるにもかかわらず
そのままでは
つかえない
ザンネンな遺言書なので
ありました
遺言書は
つくっただけでは
なんともならない
実際に
実行できるかが大事
弁護士、司法書士、行政書士
遺言書作成にかかわる
様々な士業がいるけれど
それぞれ
専門分野は異なってくる
遺言書の作成を
依頼するのであれば
遺言書の作成だけでなく
実際に遺言執行業務まで
やったことのある専門家に
頼まれるのがおススメ
遺言書は
実際に実行できるか?
先の先の
手続きまでを見通して
作成することが重要です
作成した遺言書を
誰が
どのように
実行するのか?
最後まで
責任をもって
サポートしてくれる
専門家を選ぶこと
覚えておいてくださいね
ではまた明日
遺言作成
よくある失敗
明日へつづく
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Profile
【安心な老後としあわせな相続を実現します】
はじめまして!「司法書士事務所 ともえみ」代表山口良里子(やまぐちよりこ)です。
「ともに笑顔に」を合言葉に、お客様とそのご家族、かかわるすべての方々がより安心で、より幸せに満ちた毎日を過ごせるよう最先端の法律の制度を駆使した「ともえみ流☆生前対策」をご提案、実行までをサポートします。
解決実績2800件
相続・遺言・家族信託・おひとりさま支援など、お客様お一人おひとりに寄り添い、20年先の未来を見据えた「実践的な解決」が得意です。
人生100年時代。
大切な誰かに頼るときも、頼られるときも、何があっても大丈夫。
いつも笑顔で「頼れるあんしん」をお届けします。