一人で遺言書を書かないで

毎日更新ブログ857日

 

あんしん老後と

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「家族の終活」コンダクター

 

笑顔をひろげる司法書士事務所

ともえみの

山口良里子（やまより）です

 

親のこれから、死後のこと

自分のこれから、死後のこと

 

なんだかチョット

気になるあなたのために

毎日ブログを書いています

 

 

 

 

「自筆証書遺言」が

事務所に

持ち込まれるたびに

毎回さけびたくなる

やまよりです

 

 

 

「自筆証書遺言」とは

 

本人が

全文自筆で書くだけで

完成できる「遺言書」

 

 

 

全文自筆で書いて

日付と

名前と

ハンコを押せば

それで完成

手軽で安価

 

 

ネットでググれば

いくらでも

書き方がでてきます

 

 

 

だから

 

 

 

司法書士などの

専門家に

何もチェック

してもらうことなく

 

 

自分ひとりで

コッソリ作成した

「自筆証書遺言」を

残している方が

多いのです

 

 

 

 

しかし

その遺言書

 

 

実際に

つかうのは

本人さんが死んだとき

 

 

 

ご本人さんが

ご他界になられて

ご家族が相談に

持ってこられたとき

 

 

なんと

 

 

 

 

 

誰にも

チェックして

もらっていないので

 

 

いっけん

「遺言書風」には

見えるのだけど

 

 

遺言書としての

機能を果たさない

 

 

本人さんが思っていた

効果が表れない

 

 

そんな

文書であることが

多いのです

 

 

全文自筆で

書いてある

 

 

日付も

ハンコも

そろってる

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰に？」

 

「何を？」

 

「どうしたいのか？」

 

特定できない

書き方はダメ

 

 

矛盾が

あってもダメ

 

 

うっかり

ミスもダメ

 

 

 

「自筆証書遺言書」は

 

 

家庭裁判所での

検認手続きが

通るだけではダメ

 

 

 

そのあとに続く

 

 

法務局での

不動産の名義変更の

手続きに使えるか？

 

 

 

銀行での

口座解約の

手続きに使えるか？

 

 

証券会社での

株の売却手続きに

使えるのか？

 

 

 

 

が重要なのです

 

 

 

 

せっかく

書いてもらっていた

遺言書

 

 

すんなり

通ればいいけれど

 

 

通らなければ

あとの祭り

 

 

書いた本人は

もういません

 

書き直しは

することができない

 

 

 

一人でコッソリ

書けるのが

「自筆証書遺言書」

のいいところ

 

 

 

だとしても

一人でコッソリ

書いてはダメ

 

 

「実際にその遺言が

使えるのか？」

 

 

必ず

専門家に

チェックしてもらう

 

 

覚えておいて

くださいね

 

 

ではまた明日