毎日更新ブログ1332日め
「家族の終活」コンダクター
笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子(やまより)です
親のこれから、死後のこと
自分のこれから、死後のこと
なんだかチョット
気になるあなたのために
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NHKの「クローズアップ現代」で
認知症や判断能力が低下した高齢者を狙った
不動産詐欺の特集が放送されていた
番組によると
認知症や判断能力の低下した高齢者が
不当な高値でアパートや山林、原野などを
売りつけられる被害が相次いでいて
一度売りつけられた後も
複数の業者が勧誘に訪れ
気づいた時には老後の資金が
ほとんど失われてしまうケースが
少なくないとのこと
詐欺業者たちは
高齢者のリストを持っていて
判断能力が落ちている人を狙うための
マニュアルを使っているという
そんなこと本当にあるの?
と思われるかもしれませんが
残念ながら
実際にあるのが現実
私のところにも
ご高齢でお一人暮らしの方のところに
「怪しい人が出入りしている」と
ご近所の方や福祉関係の方から
相談を受けることが結構あります
すでに判断能力が低下していて
いつ詐欺被害にあうかわからない
なんど気を付けるように言っても
すぐに忘れてしまう
親族はいるが離れて暮らしているので
24時間見張ってもらうこともできない
すでに判断能力が低下してきていて
近くに頼れるご親族もいない場合は
「後見人制度」の利用をご提案
ともえみが
後見人(又は補助人や保佐人)となり
本人さんの財産を守ることを
させていただいています
「後見人制度」を使うと
その方のすべての財産を
司法書士などの専門家が
裁判所の監督のもと
本人さんのために
管理してあげることができるので
仮に本人が自宅で一人の時に
詐欺業者がやってきても
老後資金をだまし取られる
ということがありません
しかし
気づいたのが遅すぎて
後見人が就任した時には
すでに多額の財産が
他に流れてしまっていることも
詐欺とまではいえなくても
今まで出入りしていた
証券会社や金融機関の担当者から
不要な投資商品を買わされていたり
遠い親戚がここぞとばかり
お金の無心にやってきて
やさしくしてくれたからと
気前よくお金を渡してしまっていたり
老後のためにと貯えていたお金が
後見人が付いた時には
ほとんどないといったことも
ありえます
番組でとりあげられていたような事例も
実際あるのだろうな、、、
というのが正直な感想
後見人制度に対して
「自由を奪われるのでは?」とか
「費用がかかるのでは?」とか
後ろ向きな方もいらっしゃいますが
認知症高齢者が
詐欺被害にあうリスクが増している今、
後見人制度は必要不可欠なセーフティネット
地域や親族だけでは
守りきれないケースも増えているため
迷わず早めに法律の専門家に
ご相談いただくのを強くお勧めします
後見人を立てるといっても
そう簡単に申し立てはできません
本人さんと
お話をさせていただいたり
御協力いただける
ご親族の方を探したり
診断書をとってり
資料をあつめたり
準備に時間がかかります
そうこうしてる間に
詐欺にあったというのでは
もともこもありません
できるだけ早く防御を固めるためにも
「危なっかしい」と気づいた時には
早め早めのご相談を。
覚えておいてくださいね
では、また明日
気づいてあげられるかが大事です
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Profile
【安心な老後としあわせな相続を実現します】
はじめまして!「司法書士事務所 ともえみ」代表山口良里子(やまぐちよりこ)です。
「ともに笑顔に」を合言葉に、お客様とそのご家族、かかわるすべての方々がより安心で、より幸せに満ちた毎日を過ごせるよう最先端の法律の制度を駆使した「ともえみ流☆生前対策」をご提案、実行までをサポートします。
解決実績2800件
相続・遺言・家族信託・おひとりさま支援など、お客様お一人おひとりに寄り添い、20年先の未来を見据えた「実践的な解決」が得意です。
人生100年時代。
大切な誰かに頼るときも、頼られるときも、何があっても大丈夫。
いつも笑顔で「頼れるあんしん」をお届けします。