どうする相続登記？お父さん名義の不動産

毎日更新ブログ1269日

 

「家族の終活」コンダクター

 

笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子（やまより）です

 

親のこれから、死後のこと
自分のこれから、死後のこと

 

なんだかチョット
気になるあなたのために

毎日ブログをかいてます

 

 

お父さん名義の不動産
お母さん名義にするのがいい？
子ども名義にするのがいい？

 

 

 

お父さんが亡くなって
お母さんが

1人で住んでる実家不動産

 

 

 

相続登記のご相談でお越しいただいた
お客様からのご質問

 

 

亡お父さん名義の不動産

お母さんの名義にするのか？
子ども名義にするのか
どっちがいいかのモンダイ

お父さんが他界して

お母さん名義にするのを

飛ばしていきなり

 

 

 

子どもたちの

名義にしておくメリットは

 

 

 

ズバリ

 

さらに

 

 

 

 

 

相続登記の費用の節約と

実家の売却

 

 

この２つ！

 

 

 

 

しかし
デメリットもイロイロ

 

 

 

一番の問題は

「仲たがいリスク」

 

 

 

実家不動産を

子ども達の共有名義にしたのは

いいですが

 

 

 

固定資産税の支払いも

実家の管理も売却も

すべて共有者で相談して

決めていかねばなりません

 

 

 

果たして

きょうだい仲良く最後まで

なんとかできるか！？
不動産の共有には危険がいっぱいです

 

 

 

 

そして
考えたくないのが

「手のひら返しリスク」

 

 

 

子どもたちが手のひらを反して
お母さまを追い出して
家を売ってしまうという問題

 

 

 

こうなっては
お母さんの老後のお金も
住むところもなくなってしまうから大変です

 

 

 

あとは
売却益がでたときに
居住用不動産3000万円控除
が使えないなどというマニアックな
論点もあります

 

 

 

 

ともかく
子どもたちが仲良くて

 

 

 

仲たがいリスクも
手のひら返しリスクも
ないような場合で

 

 

 

譲渡益もそこまで

でそうにないのなら

 

 

 

いきなり
子どもたちの名義にするのも

ありかもしれません

 

 

 

 

昔は

登記費用の節約のために

 

 

 

 

お母さんを飛ばして

いきなり子どもだったり

 

 

 

 

そもそも

両親が他界するまで

相続登記をしない

 

 

 

という方も

多くいらっしゃいました

 

 

 

 

ただ最近は

お母さんの意識も高くなって

 

 

 

お父さんと2人で築いた財産

子どもの名前になるのはイヤ

とか

 

 

 

自分の名前にしておきたい

とか

 

 

 

また子どもさんも

誰かひとりが

実家を継ぐと決まっていると

いうことも

少なくなってきて

 

 

 

節約よりも
お母さんの気持ちを大事に

「いったん全部お母さん」タイプが

増えてきたように思います

 

 

 

 

今回のご相談者の方も

子ども会議では

「一旦全部お母さん」

という意見だったものの

 

 

 

お母さんが

子ども名義にというご意向で

 

 

 

手のひら返しリスクや

仲たがいリスク

税金面を検討した結果

 

 

 

最終的に

「子どもさんの共有名義」となりました

 

 

 

 

お母さまを最後まで

見守って

 

 

 

子どもさんの共有状態が

解消されるまで

しっかりと

サポートしていきます

 

 

 

 

「自分でできる」と言われる

実家の相続ですが

実は色々な選択肢、考え方があります

 

 

 

 

ともえみならば

一見

単純そうに見える相続登記でも

 

 

 

しっかりと

お話をお伺いしたうえで

お客様のメリットデメリットを

コンサルティング

 

 

 

最適なプランをご提案いたします

 

 

 

気になる方は

いつでもお電話くださいね

 

 

 

ではまた明日