ひとりっ子の「生前対策」はいくついる？

毎日新ブログ1184日

 

「家族の終活」コンダクター

 

笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子（やまより）です

 

親のこれから、死後のこと
自分のこれから、死後のこと

 

なんだかチョット
気になるあなたのために

 

毎日ブログを書いています

ひとりっ子に「生前対策」は必要？？

「ひとりっ子でも家族信託は必要」

 

 

 

ひとりっ子は
一人で二人の親を
みなければならないため

負担とプレッシャーが大きい

 

 

 

だから

 

 

 

家族信託を活用することで
少しでも負担を軽減し
安心して親の介護を
行えるようにしてほしいと

 

昨日のブログに書いたのですが

 

 

 

実は

 

 

 

ひとりっ子は

自分の生前対策も必要！？

ひとりっこには

兄弟がいません

 

 

 

だから相続争いがなくて

良さそうではありますが

 

 

 

ひとりっ子が亡くなった場合、
相続人は配偶者と子ども

子どもがいなければ、
配偶者と親が相続人

 

 

 

しかし、
配偶者も親もいない場合

 

 

ひとりっ子には

「相続人がいない！」
となってしまいます

 

 

 

 

これを

「相続人不存在」といいます

 

 

 

相続人不存在の人が
死んでしまうと

 

 

その人が遺した財産が
すべて国庫に帰属

 

 

長年築き上げた財産が
家族や大切な人に
引き継がれることなく
国のものとなってしまうのです

 

 

 

それだけなら
まだしも

 

 

「相続人不存在」の人を
最後まで面倒見たやさしい人が
立て替えた

病院代や葬儀代を
「清算できない」という目に

あってしまいます

 

 

 

精算しようものなら
「相続財産管理人」を
家庭裁判所に
選んでもらわないとダメ

 

 

 

相続人不存在の人を
最後まで善意で

面倒見てくれた人が

 

 

葬儀代や病院代に加えて
相続財産管理人の選任まで
負担を負わねばならない

という事態に

 

これを避けるためには

 

まず、自分が
相続人不存在だと知ること

 

そして

自分が元気なうちに
遺言書を書いておくこと

 

 

 

相続人不存在でも

なんとかなるように

 

 

 

遺言や家族信託を活用して
「財産の行方を明確にしておくこと」

が重要です

 

 

 

ひとりっ子には、
一人で両親の介護を担う

タイヘンさがありますが

 

 

加えて
亡くなった場合の

相続問題も要注意なのです

 

 

ひとりっ子で
あればあるほど
生前対策が必要です

 

 

 

まずは
自分の親のこと

 

 

 

そして

自分の相続人が誰か？

 

 

必ずチェック

してくださいね

 

 

ではまた明日